政治とテレビ

今朝、NHKの討論番組に各党首が出ていた。

普段、それほど積極的に情報を集めているわけでもないから、少しは各党の方針や意見を聞けてよかった。目新しいことはなかったけど。

 

それにしても、議論を深めましょうとか、与党が会を開かないとか野党が参加しないとか、無駄な時間が多い。

 

それでも、選挙に関する番組は必要だ。

民放でもニュース番組で党首を集めて話していたが、あの短時間では何も伝わってこない。もう少し違う切り口はないものだろうか。選挙当日だけ特番をやるだけではなく、一週間前にも特番を組むとか。

 

見終わったらすぐに忘れてしまうようなバラエティ番組でなく、若手議員やタレントを集めて、自由にワイワイ話すだけでも十分楽しいと思う。ただの罵り合いはつまらないから、冷静に話ができる人に集まってほしい。今の世の中をきちんと数字で分析して、毎週テーマを決めて各党の政策を検証するような番組があったら、ぜひ見てみたい。

 

あまり政治に興味のない人たちが、気軽に政治のテーマに触れられるような番組ってできないんだろうか。まずは池上さんのようなフラットな解説からでもいいから、政治に触れられる機会を作ってほしい。

 

能動的でない人たちにアプローチするには、その人達がいる場を使うしかないと思うから、腰の引けた民放テレビ局には難しいかもしれないが、何とか頑張ってほしい。このまま、政治に興味を持たない若者が増えて行かないように。